転職は凡人・普通の人のための戦略だ



目的は収入アップ

転職したい。正直言ってそれが目的ではない。
目的は、収入をアップさせたいと言うこと。

その目的を達成するための手っ取り早い手段が転職だということなのだ。


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独立・副業という選択肢

もちろん、独立して稼ぐということや副業で稼いで収入をアップさせるという方法もある。

独立できない凡人

しかし、独立して何で稼ぐのか?これは自身のキャリアの問題なのかもしれないが、完全独立して稼ぐことが出来るほどの才覚は現状持ち合わせていない。いや、独立するだけの勇気が無いのかもしれない。

独立して最も苦労するのは集客して継続的に売上を上げていくことである。
残念ながら今の私は、それだけの魅力的なコンテンツやスキルを持ち合わせていない。更には、強力なコネクションや見込み客も無いのだ。

一体これまでのビジネスマン人生で、何をしてきたのだと見えるのかもしれない。しかしそれが現実だ。それに、世の中のどれだけのビジネスマンが自分の腕だけで食べていける自信があるというのだろう。私は、そんな不確かな世界に飛び込めない。飛び込む勇気が無いと言われればそれまでだ。そう、私は天才になれなかった「凡人」なのだ。

副業する覚悟を持たない普通の人

副業という選択肢はどうだ。時間を切り売りするような副業。例えばアルバイト的な。そういった類いの仕事は、効率が良くない。当然、体力も奪われる。この年齢で昼間に本業をこなし、夜に副業でアルバイトというのは、どちらも成果を出せず自滅してしまう可能性が高い。しかも、それで得られる収入は時給数百円から千円くらいのものだ。

こんなことを書くと、「死ぬ気でやるならやれるだろう」とか「自分の能力の足りなさを棚に上げて」とか非難を浴びそうだ。しかし、ワークライフバランスではないが、持続可能な生活を目指したい。私は強い覚悟を持たない「普通の人」でもある。

必要とされる場所に行く

そうすると、消去法でまずは「転職」の二文字が思い浮かぶ。

転職という道が、独立する才覚も足りず、時間を割いて副業をするだけの覚悟も足りない人間である私にとっての選択肢だ。

いや。そんな後ろ向きな意味では無いのかもしれない。現在の会社が必要とする領域で力を発揮する場が少ないのであれば、もっと私の力を必要とされる場所に行けば良いのだ。

今いる会社を変化させるというのは非常に困難だ。自分の思い通りにはならないから。しかし、自分の居る場所を変えるというのは出来ることだ。何故なら自分自身でコントロールできるから。

自分の居る場所を自分で選択する。それが「転職」なのだ。

今の会社から逃げると思う人もいるだろう。
でも、私が働く場所を選ぶのだ。

お金は提供価値の対価

お金だけが仕事の目的なのかと思う人もいるだろう。
でも、お金は会社に提供している価値の対価だ。

私を必要とする場所で価値を提供し、その価値に対して報酬を得る。
この「価値」は、必要とされる度合いによって相対的なものとなる。

3つのことで人生の納得感を高める

転職が上手く行くかどうかは分からない。
しかし、より自分の価値が高いところを知るためにも、動いてみなければ知り得ないのだ。

私は、この転職活動を通して3つのことを理解し、自分の人生の納得感を高めたいと考えている。
  1. 自分のスキル・経験の価値は客観的に見て何か
  2. 私の市場価値(=報酬)はいかほどか
  3. 40代半ばの転職活動のリアル

凡人・普通の人の戦略

LIFE SHIFT」ではないが、これからの人生一本のレールでは終わらない。複数のレールを走ったり。別のレールに移ったりが当然の世の中で、凡人・普通の人がより良い生き方をするためにどうすべきか。少しでも参考になればと思う。

転職はそのための戦略なのだ。

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